紙コップでカップケーキを作ってはいけない理由
紙コップの内側には水分が漏れ出ないように、ポリエチレンラミネートが張られております。
その紙コップ(東罐興業製の場合)の製造工程は画像の通り。
東罐興業HPより
このポリエチレンラミネートの融点、耐熱温度は約110℃。
ここが紙コップでカップケーキを作ってはいけない重要なポイントです。
このポリエチレンは英語でpolyethylene。この中のPとEをとってPEと略されます。
PEは安定した物質の為、人体からそのまま排出され無害とされておりますが、
オーブンで焼き上げる際に溶け出す可能性が高くなります。
(オーブンの加熱温度に紙コップ自体が焦げてしまう可能性もあります)
以上の理由で紙コップでカップケーキを作るのは推奨しておりません。
☛【ポイント】
・ 紙コップの内側には水漏れ防止の為、ポリエチレンラミネートが薄く張ってあります。
・ ポリエチレンラミネートは耐熱温度が約110℃となります。
・ 紙コップごと100℃以上熱するカップケーキでは、ポリエチレンラミネートが溶け出す可能性が高くなります。
・ オーブンに入れると紙コップ自体が燃えたり焦げたりする可能性があります。
・ 紙コップを使ったケーキ作りは控えましょう。
紙コップは正しく使って、楽しいひと時を過ごしましょう。
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