かき氷カップの始まりと歴史、そしてこれから
■明治時代から昭和へ
かき氷容器の歴史は、明治時代初期に「氷水屋」が生まれ
かき氷が一般的なものとなった際、使われていたガラス製の容器から始まりました。
明治中期から昭和初期にかけては
「氷コップ」と呼ばれるガラス製の足つきの器や、
ギヤマンの氷皿が使用されておりました。
時代は変わり、昭和末期、
当時のカキ氷容器はガラス製の器や、
「Pカップ」と呼ばれる手のひらサイズの、
発泡スチロール製氷鉢が一般的に使用されておりました。
しかしそれらの容器は、縁日の屋台や海の家などで渡された後、
食べ歩くことに向いておりませんでした。
そこで生まれたのが、
当時からカップラーメン用に使用されておりました、
発泡スチロール製のカップ。
こちらが発泡スチロール製カップ
発泡スチロール製カップは、軽くて断熱性に優れる事から、
熱い飲料や食品のコップとして使用されておりましたが、
逆転の発想で冷たい氷を入れてみると、
結露に強く、持ち手が冷たくならず氷が溶けにくいといった長所が活用されるようになりました。
■平成へ
そして平成となり、環境問題にスポットが集まり、
紙製の氷カップが登場。
紙製の氷カップはゴミとしての処理が容易で、スタッキング性に優れる為、
カキ氷容器としてポピュラーとなりました。
■現代のかき氷カップは
時代は進み、スマートフォン全盛の時代、
誰しもがカメラを持ち歩きSNSで共有する事が主流となった現代。
かき氷カップも、かき氷をきれいに魅せる容器が重宝されるようになりました。
なかでも弊社サンナップのミニフルールシリーズは、
スタッキング性や作業性に優れる一方、
花びらを模した容器の縁にかき氷がおさまり「盛れる」容器でとして人気を博しております。
こうしてみるとかき氷容器も時代とともに進化が続いております。
これからかき氷カップは進化をしていったいどんな形になるか?
サンナップは容器メーカーとして模索してまいりますので、ぜひご期待ください。
かき氷カップの進化にスポットを当てた記事は以下より
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