【紙コップサイズの謎】オンス(oz)とは何のこと?
紙コップディスペンサーのページを見ていると、
気になる表記「5oz」が・・・
※赤線部分です。
この表記「oz」、これはサイズを表しており「オンス」と呼びます。
英語では「ounce」、発音的には「オゥンス」といったところでしょうか。
これを略して「oc」、!、ではなく「oz」。なぜ[z]?かは置いておいて・・・。
オンスはヤードポンド法の1ポンド1/16の単位で、グラムにすると1oz=およそ28.349523gになります。
オンスには「常用オンス」と「トロイオンス」、体積の単位としての「液量オンス」がありますが、
上の紙コップのサイズ表記は「液量オンス」の方となります。
液量オンスは1oz=29.573529ml
これはアメリカ版の量目で、
イギリス版だと1oz=28.413ml
・・・
1つの単位にもかかわらず複数の解釈が存在と訳のわからない「オンス」、
話を元に戻しますと、上の画像のサイズ5ozはアメリカ式計算法で
5oz×29.5736ml= 147.868ml
つまり約150mlサイズの紙コップに使えるカップディスペンサーという事になります。
(サンナップ製のカップディスペンサーの場合)
7ozになりますと
7oz×29.5736ml = 207.0152ml
およそ205mlサイズの紙コップに
3ozになりますと
3oz×29.5736ml = 88.7208ml
およそ90mlサイズの紙コップとなります。
紙コップの大きさが分かる動画
よくフードコートで置かれている紙コップは5ozサイズのもの、
うがいなどで使われる紙コップは3ozサイズのもの、
試食でちょっとだけ飲む用の容器は1~2ozサイズのものだったり致します。
↑矢印が付いている60mlは2oz(オンス)サイズの紙コップとなります。
フードコートで、
「ちょっと5オンスの紙コップで水をとってくる」
と言って席を立てば、
業界人っぽくなりますね。
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