エンボスカップの「エンボス」とはなんだろう?
サンナップ社内で当たり前のように使っております、
「エンボスカップ」「エンボス加工された紙皿」などなど。
(こういう表面に加工がされたカップの事です)
この「エンボス」とはそもそも何でしょう?
■ エンボスとは
エンボス、これじつは英語だったんですね。
emboss 動 浮き彫りにする、浮き出させる、彫り上げる
読みとしては「インバス」でしょうか。
エンボスは文字や絵柄などを浮き彫りにする加工方法の事で、
それが転じて様々なものに、「エンボス加工」されて使われるようになりました。
ダブルのトイレットペーパーのぼこぼことした表面が有名ですね。
■ エンボス加工された紙器
さて本題にもどりますが、その「エンボス加工」された紙コップや紙ボウル。
表面がぼこぼことして中身の熱が表面に伝わりづらい構造になっております。
空気の層が断熱性、耐熱性を生み出しております。
紙コップのエンボス加工された部分をとってみると・・
紙コップの表面に重ねあわされていることが分かりますね。
紙コップはそのほとんどがパルプ100%、いわゆる紙製で、
エンボスカップもこうしてみると紙製のものが重なり合って出来ていることが分かります。
そしてこのエンボス加工された表面の紙器が持つ手に熱を伝える事を妨げる、
高い断熱性を生み出しております。
最近ではコンビニエンスストアのホットの紙コップが、
このエンボス加工されたものとなっており、有名ですね。
■ エンボスの種類
このエンボス加工、よく見てみると、その形が若干ちがいます。
ドット状のエンボス加工が施されたタイプ。
こちら熱が伝わりづらいのはそうなのですが、
持ちやすさ、グリップ感も向上いたします。
そしてこちら、珍しいところでタイル型のエンボスカップ。
陰影の部分が紙器とは思えないような質感となって、
料理の見せ方も、見栄えにもプラスの効果を生み出します。
その他、煉瓦状や格子状のエンボス加工カップだったり、
様々な形、形状のエンボスカップがございます。
様々なカフェやテイクアウトのお弁当で使われておりますので、
手触りにも注目してみると楽しいですね。
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